【ベビロンの塔攻略後】

［おんなのひと］
なによ！
はなしかけないでよ！！
あなたが　シビトじゃないって
ほしょうは　ないんだから！！

［おとこのひと］
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホッ・・シビトじゃないのか
だれが　シビトか　わかんないんだよ
おかげで　ヨメさんに
はなしかけることも　できないんだ

［おかあさん］
こどもたちが
２かいに　シビトがいるって　さわぐのよ
うえには　おじいちゃんしか
いないはずなんだけど・・・
ねぇ
ようすを　みてきてくれない？

［おとこのこ］
ゲゲェグエエア！
このいえには　シビトがいるジョ～
気をつけろ　シビトに　おそわれると
シビトだジョ～！！

［おんなのこ］
２かい！　２かい！！
シビト！　シビト！！

［おじいさん］
みんな　ワシのことを
「シビトだ！」といって　にげんじゃが（「にげたんじゃが」の誤植？）
ワシのどこが　シビトだってんだ！
ええっ！！　ゆうてくれ！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［おとうさん］
おお　ウチのムスメが
シビトで　つかまったんだ！！
ウチのムスメに　かぎって
きっと　なにかのまちがいだ！！

［おばあさん］
シビトは　くようされんかった
したいが　よみがえったものじゃ
キチンと　くようしてやれば
シビトに　なることはない
これが　クンミン村に
つたわる　いいつたえじゃ

［おかあさん］
まったく　おねえちゃんときたら
なにしてるんだい・・・
２かいに　とじこもってたかと　おもえば
かってに　シビトになって
すこしは
せけんていを　かんがえてほしいわ

［いもうと］
へへへ・・・おネェちゃんが
シビトで　つかまっちゃった
おネェちゃん　いなくなったら
このへやは　わたしのものよ

［おじいさん］
シビトといえば　むかし
研究しとったものが　おったのぅ
たしか　したいを　うごかして
はたらかせようと　したんじゃが
しんだものにたいする　ぼうとくだと
ひなんをうけて　ついほうされたのじゃ
ぎじゅつとして　かのうであっても
やっては　ならぬことが　あるのじゃ

（ワンはタイキョク出身？　ともかく、研究の根源は「シビト」というバケモノを作るのではなく、
死体を労働力として働かせようとした……のがどっかから歪んでいってしまったのか。
死体をどうこうしようとした時点で十分なマッドサイエンティストですが）

［おばさん］
となりのいえも　うらのいえも
シビトをだしたって　はなしだよ
イヤだ　イヤだ
しんじられないねぇ
ふつうのひとだと　おもってたのに
シビトだったとは　ねぇ・・・

［おじさん］
となりのむすめさんが
シビトのうたがいで　つかまった！
あんな　かわいいこが　シビトだなんて！
ウチのむすめは　だいじょうぶかな？

［おばさん］
どうしましょ！　どうしましょ！
ウチのダンナが　シビトでつかまったのよ！
ああ　えっ　もしかして！！
わたしも　シビトなのかしら！！

［たびのひと］
２かいにいる　ウチのわかだんな
ようすが　ヘンなんですよ・・・
まっ　まさか！
シビトに　なったんじゃ？？？！！！

［おじいさん］
シビトが　あらわれるとはのぅ・・・
やはり
この大都の地は　のろわれておる・・・

［おばさん］
まったく
シビトさわぎには　めいわくしてるよ
シビトとふつうのひととの
くべつが　つかないんだからね
おきゃくさんに　シビトが
まざっていないか　ドキドキだよ

［バーラトのそう］
わたしは　大都のきたにある　れい山
バーラトから　ちょうさにきました
大都からバーラトへ　マ界のエネルギーが
ながれこんで　きているようなのです
カツラの水月さまの　おやしきのあとに
マ界への　さけめを　みつけました・・・
大都のマ界のふういんは
おもったいじょうに　とけています

［わかだんな］
ひさびさに　タイキョクへきてみりゃ
シビトで　おおさわぎ！
おまけにオレも　シビトにされた！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［てんいん］
シビトさわぎで
しょうばい　あがったりですよ
それに　おきゃくさんに　シビトが
まぎれていないかと　ビクビクもんです
なんとかしてくださいよ！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［おねえさん］
アレ？？　どこへいっちゃったの？
わたしの　カワイイ　こネコちゃん？
さんぽにでも　いっちゃったのかしら
ミャ～オン！

［おかあさん］
まったく　ウチのむすめどもと　きたら
シビトがでて　たいへんだってのに！
イヌや　ネコと
あそんでばっかり！！
すこしは
シビトのことを　ようじんなさい

［おばあさん］
いったい　だれが　シビトなんじゃ
いったい　だれを　しんじればいいんじゃ
このままでは
だれも　しんじられなくなるぞい！

［おとこのこ］
ボクしってるよ！
シビトは　ねぇ
天帝の塔から　やってくるんだ！！
きっと　天帝の塔に
シビトのおや玉が　いるんだよ！！

［くげのおんな］
みなさん　シビト　シビトと
さわいで　いらっしゃいますが
どんなときでも　みだしなみは
たいせつよね
たとえ　こんなときでも！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［おじいさん］
オオオオ
ふきつ　ふきつじゃ・・・
マ界のあなが　また　ひらいた！
カツラ　カツラじゃ

［おじさん］
ゲゲェグエエア！！　ゲゲェグエエア！！
ゲゲェグエエア！！　ゲゲェグエエア！！
ゲゲェグエエア！！って　いって
シビトは　おそってくるんだ！
こんなふうにね
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［おばさん］
うちのひと　なんか　へんなんだよ
シビトに　なったんじゃないかね？
おそろしいことだよ
だれも　しんようできないんだから！
こんなふうにね
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［おじいさん］
大都は　せかいのみやこじゃ
天帝が　おさめる　しんせいなみやこじゃ
この大都が　マ界にしずむことは
せかいがおわるという　ことなのじゃ

［おとこのひと］
ここは　タイキョクだ
大都の　しょうばいの町だ！！
そして　きょうふの　シビトの町だ！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［トルク人］
シビトが　いっぱいで
大都は　おそろしいアル
ワタシ　こきょうのシャンハイに
にげるアル！！

［おとこのひと］
まったくよ
どこにでも　わいてくるなぁトルク人は
じつは　シビトよりも
タチが　わるいんじゃないのか？

［おとこのひと］
ぼうれいの塔の　ちょうさいらいが
なくなったようだけど・・・
大都のへいしも　おじけづくことを
だれが　なしとげたんだろう？

［てんいん］
いらっしゃい！　いらっしゃい！！
そうびのことなら　大店に　おまかせ！
ぶきに　ぼうぐに　はきもの
かいぞうから　のろいの　かいじょまで
さあ　どうぞ　なかへ
ただし　シビトのやつは　おことわりだ

［おとこのこ］
なんだろう？
このくろい石・・・
ひとつ目の　ヘンなじいさんが
おとしていったんだ・・・

［おにいさん］
しってるかい？
シビトが　この町に　まぎれこんでるって
キョウドシって　おそろしいやつだぜ！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［おとこのひと］
ああ　ボクは　しんじてるよ
カノジョが　シビトじゃないって
いや！　たとえシビトになっても
ボクは　カノジョを　あいしつづけるんだ

［おんなのひと］
カレは　ワタシが　シビトでも
あいしてくれるって　いってるけど
ワタシは　カレが　シビトになっても
あいせるのか　じしんがないわ・・・
だって
シビトには　なりたくないじゃない

［おぼうさん］
シビトがまぎれていると　きいて
このタイキョクに　くようにきたのだが
ミイラとりが　ミイラになってしまった！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［おねえさん］
ナニよ！　そのファッション
いなかものは　はなしかけないでよ
そんなひとは・・・
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［おねえさん］
なによ？　なに？？
なんで　あつまってきたの？
まさか　ネコさんたちまで
シビトだって　いうんじゃないでしょうね

［へいし］
ここは　タイキョクだ
大都の　あきないの町だ！！
でも　いまは　シビトが　はびこる町だ！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［へいし］
シビトが　この町に　まぎれこんでいる
つかまえて　ろうやに　ぶちこまねば！
でも　ふつうのひとと
みわけが　つかないんだよ！
こんなふうにね！
ゲゲェグエエア！！

（シビトだった！）

［へいし］
シビトが　天帝の塔に
はいってゆくのを　みたものがいるのだが
天帝の塔の　とびらは
かたく　とざされているはず！！
そんなバカなことが　あるわけがない
なにかの　みまちがいだろう！

［おじさん］
だしてくれ～！！
オレは　シビトじゃねぇ！！
ゲゲェって　ちょっと
ノドを　つまらせただけなんだよ！

［おじさん］
たのむよぉ～！！　オレが　わるかった！！
こっから　だしてくれよ！！
シビトなんかと　いっしょに
いれないでくれ～！！
たのむ！！　たすけてくれ！！！！
オレは　シビトに　なりたくねぇ！！

［おにいさん］
ゲゲェグエエア！！
ゲゲェグエエア！！
ゲゲェグエ・・・って
ホントは　シビトじゃないんだけど
あいつが　こわがって　おもしろいから
もうすこし　ここにいよう

［おねえさん］
ちょっと～ぉ！！
シビトじゃないわよ　あたし！！
ケホ　ケホ・・・
せきをしたら　シビトだってゆうの！！
だしなさいよぉ！
このバカ　へいし！！