【レイヤック城出現後（町の人たちは王宮へ避難）】

（ガルダ王宮入口の兵士たち）

［へいし］
ブルブルブル・・・・・・
お・・・　おそろしい・・・
ガルダさまっ！　どうか　おまもりを！！

［へいし］
まけないぞ！　まけないぞ！！
・・・ぜったいに　まけないっ！！
だいじょうぶだ！
ガルダさまが　まもってくださる！！

［へいし］
ひ　ひぃ～～～～！！
おれ　おれ・・・　死にたくない！
エサになるなんて　ゴメンだよ～っ！！

［へいし］（カーラに負ける）
ちくしょうっ！
なかまが　つれさられちまった！！
つ・・・　つぎは　おれのばんか！？
イ・・・イヤだーーーっ！！

［へいし］（カーラに負ける）
なかまが　バケモノに
つれさられてしまったんだ！！
なぜだ！　なぜ
ガルダさまは　おすくいくださらぬっ！！

［へいし］（カーラに負ける2回目）
・・・くそぅ
みんな・・・　みんな　やられてしまった！
だが　けっして　ひかぬぞっ！！
この　いのちにかえて　たたかいぬくぞ！

（実は町に残っている人や兵士も減っている・・・・）

［おんなのひと］
うちのコが　おびえきってしまって・・・
いつまで　こうしていれば　いいのかしら？
ひがしの　ワットアルンにいる　にいさんは
ぶじなのかしら・・・

［おとこのひと］
かのじょは　なにもわるくない・・・
なのに　ずっと　くるしんでいるんだ
かのじょの　おにいさんが
ガルダをしんじなかったから・・・
町のひとたちは　ついほうされたものの
かぞくだ・・・って　白い目でみてきた

でも　こうなったら　なんのイミもないよ
ちいも　めいよも　バケモノにはつうじない
ガルダさまなんて　アテになるもんか！
ぼくは　ぼくのちからで　かぞくをまもる！

［おじいさん］
ほんに　ムゴいことじゃ・・・
にんげんを　バケモノのエサにするなど！
ロータス王よ！
民のいのちと　ガルダをしんじることと
いったい
どちらが　たいせつだというのか！

［へいし］
ああ・・・
いよいよ　たたかいにいくんだ！
おかあさん・・・
おれ　かならず　かえってくるよ！

［へいし］
へへ・・・　となりのヤツなんて
ビビリまくってるよ！　ダサイよなぁ！
おれには　なにもコワイものなんてない！
かえりを　まってるひともいない！
せいぜい　ハデに
たたかってやるさ！！

［へいし］
おくびょうものと　いわれてもいい
・・・・・・コワイんだ！
あんな　おそろしいバケモノをあいてに
かちめんて　あるのか！？

［へいし］
どんなバケモノがきても　王宮のなかは
あんぜんさ！
ガルダさまの　しんでんがあるんだ！
ガルダさまが　まもってくださるよ！

［へいし］
ガラシャが　ひとりレイヤック城へ
のりこんだらしい！
この国を　まもるため・・・？
いちど　みすてたこの国を・・・　なぜ？

［へいし］
なぜ　カーラは　ガルダさまを
あがめることを　やめろというのだろう？
われわれが　ガルダさまを　すてたとして
ヤツに　なんのとくがあるんだ？
ガルダさまは　こころのよりどころ
われわれの　きぼうの・・・！

ヤツのねらいは　われわれの　いのちでなく
こころのいのち・・・きぼうをうばうこと？

［おとこのひと］
きっとオレが　わるさばかりしてるから
ガルダさまの　バチがあたったんだ！
ガルダさま～！　もうイタズラはしません！
だから　どうか　おたすけを～～～～！！

［おんなのひと］
あそこにたっている　へいたいさん
ステキだわ・・・
こんな　たいへんなときにも
じぶんのやくめを　まっとうする・・・
あの　ストイックさが
たまらないわ！

［王子さま］
なんだ　オマエ！！
ボクは　この国の　王子だぞ！！
なぜ　しもじものものが
このへやに　いるんだ！！
だいたい　とうさんは　あますぎる！
だから　町のやつらが　つけあがる！
ワットアルンの　はんぎゃくしゃだって
はやく　やっつけるべきなんだ！！
ガルダさまを　しんじないやつは
みんな　やっつけちゃえば　いいんだ！！

［王女さま］
なれなれしく　はなしかけないでくださる？
わたくしは　この国の王女よ
ガルダさまこそ　すべて！
ガルダさまこそ　ぜったい！
ガルダさまを　しんじないものには
おおいなる　わざわいが　ふりそそぐわ！

［おんなのひと］
こちらに　いらっしゃるのが　ガラの国の
王子さまに　王女さまでございます
・・・あのぅ　おふたりの　おことばは
あまり　気になさらないでください・・・
きょうは　ごきげんが　すぐれないだけで
・・・そ　そう！　それだけなんです！

［おんなのこ］
王子さまと　王女さま・・・
なんか　イメージしてたのと　ちがーう！
ツンケンして　イヤなかんじよね！
あ～あ・・・　ガッカリだわ・・・

［おばあさん］
・・・王子さまも　王女さまも
ごきげんが　わるいようだねぇ・・・
わたしらが　ここにいることが
おきにめさないのかしらねぇ・・・
はぁ・・・　わたしら
はやく　でてったほうが　いいだねぇ

［おんなのひと］
どうしようっ！
ウチのダーリンがいないわっ！！
もしかして　まだエサ・・・
ヤマトまんじゅう　たべてるのかしら！？

［おとうと］
にいちゃんなら　だいじょうぶさ！
にいちゃんなら　バケモノだって
たべちゃうって！

［おんなのひと］
あたし　ガルダさまのことなんて
しんじてるフリだけしてた・・・
でも　ここで　カレといっしょに
ガルダさまのぞうを　みていると
なんだか
とても　おちつくの・・・

［おとこのひと］
オレたち　ふたりでいれば
なにがあっても　きっと　だいじょうぶさ！
こんなに　たいへんなときだからこそ
オレが　かのじょを　ささえてやらないと！

［おとこのひと］
いやぁ～
TTCから　あわてて　にげてきたけど
トルク人たち　どうしたんだろ？
まさか　まだあそこに　いるのかな！？

［おんなのひと］
ＴＴＣのトルク人たちは
ちゃんと　にげたかしら・・・
ガルダさま・・・
どうか　かれらをおまもりください！

［おんなのひと］
はぁ・・・
そとを　あるきたいわっ！
おさんぽ　したいのっ！！

［おとこのひと］
ガルダさま　ガルダさま・・・
どうか　おたすけください
ガルダさま　ガルダさま　ガルダさま・・・
ガルダさま　ガルダさま　ガルダさま・・・

［おんなのひと］
ガルダさま　ガルダさま・・・
どうか　おすくいください・・・・・・
ガルダさま　ガルダさま　ガルダさま・・・
ガルダさま　ガルダさま　ガルダさま・・・

［おじいさん］
あのふたりは
たいせつなことを　わすれてしもうとる
ガルダに　いのりをささげることも
たいせつかもしれん・・・
じゃが　となりにいる　おのれのかぞくを
まもるべきひとを　みつめるべきじゃろう！

［おとこのひと］
あちらの　ごかぞくは
ずっと　あそこに　いすわってるんですよ
ガルダさまに　ねっしんにおいのりするのは
よいとおもうのですが・・・
・・・あれじゃ　ほかのひとが
おいのりできなくて　こまるんですよね

［おんなのひと］
ロータス王は　王宮に町のものを
ひなんさせるように　めいじられました
ゆいしょある　このガルダ王宮に
しもじものものを　いれるなど・・・
やむをえぬ　こととはいえ
わたしには　なっとくしかねます！

［おとこのひと］
おまえも　へいしに　しがんしにきたのか？
ふーん・・・・・・
・・・やめといたほうがいいよ！
おまえみたいな　ひよっこは
バケモノのエサにされちまうのがオチだよ
あっははははは・・・・・・

［おきさきさま］
王は　とても
民を　おもいやるかたです
町のすべてのものを　王宮へひなんさせ
カーラのてから　まもるなんて！
ですが　われら王家のさいだんにまで
民をいれるのは　いかがなものか・・・
あまり　どをすぎては　王家のいしんが
たもたれぬというもの・・・

（なんと町中にまだ残っている人が…。※トルク人とヤマトまんじゅう男は別として。）

［おんなのひと］
ガルダさまを　しんじることを
やめろっていうのは
わたしにとって　しねといっていることと
おなじだわ！
わたし　王宮に　にげこんでまで
たすかろうなんて　おもわない！

［おとこのひと］
町のみんなは　ロータス王のごめいれいで
王宮のほうに　ひなんしてる！！
カーラとかいうおんなが
バケモノをあやつって　おそってきたんだ！
でも　おれは　にげないぞ！
ガルダさまのぞうを　おまもりするんだ！！

［おじいさん］
町のものが　もう　なんにんも
バケモノに　さらわれてしまったんじゃ
じゃが　ワシは
王宮へ　ひなんなど　せんぞ！！
ガルダさまを　しんじておれば
ぜったいに　たすかるんじゃ！

（王宮前のカーラ戦に負けると男の人とおじいさんが餌として連れて行かれる）